お客さまのニーズに沿った
機能をそろえています。
詳しくは当社技術員までご相談ください。
安全装置・設備
床合わせ運転(マイクロ運転)機能
荷役時において建屋床とかご床の段差が±15mmを超えた場合には、±10mm以内に自動調整します。
(基本仕様)
主な機能
軽故障時最寄り階着床装置
運転中に一時的な故障で停止した場合、安全装置が正常であることを確認後、最寄り階まで自動低速運転。閉じ込め故障を低減します。
(基本仕様)
ネクストドライブ
エレベーターが着床した際に、乗り場戸の敷居に物などが挟まり戸が開かない場合、次の階へ行き戸を開きます。
(基本仕様)
初期微動感知地震時管制運転(リスタート機能付き)
地震発生時、初期微動(P波)をすばやく感知し、最寄り階で自動停止。戸を開き、強く揺れる主要動(S波)が来る前に利用者を避難させます。
主要動を感知しない弱い地震のときは、一定時間が過ぎた後、自動的に運転を再開します。
また、強い地震のときは、専門の技術者による点検が終わるまで、戸を閉じて運転休止します。
なお、地震時管制運転中に安全装置が一時的に動作し、階間に非常停止した場合でも、安全装置が正常に復帰すれば、最寄り階への運転を行います。
- ※予備電源がない場合、停電時自動着床装置が必要となります。
(基本仕様)
ボタンスイッチコントロール
- 荷物用エレベーターの標準運転方式です。
- 最初にエレベーターを呼んだ人が使い終わるまでエレベーターを専用利用できます。
- 乗り場インジケーターの「呼」ボタンを押してエレベーターを呼びます。
- かごに乗り込んだあと行先階ボタンを押すと、戸が閉まり、運転を開始します。
-
使用後は乗り場インジケーターの「閉」ボタンを必ず押して、次の使用に備えてください。
なお、戸は防火上3分経過後ブザーを鳴らし、自動戸閉します。
(基本仕様)
遮煙性能付きエレベーター乗り場戸
エレベーター乗り場戸と三方枠、および乗り場戸と敷居のすき間を気密材で密閉。乗り場戸そのものに遮煙性能を持たせました。スライド式防火戸や防火シャッターなどが必要なく、乗り場周りのデザイン自由度が広がります。
- ※停電時自動床装置または予備電源、および火災時管制運転が必要となります。
(有償付加仕様)
コレクチブコントロール
- 複数の呼びに対して、かごの運転方向順にサービスする運転方式です。
- 小口荷物を多階床にわたって運搬する場合に最適です。
- 戸は約5秒経過後、自動戸閉します。
- 所定時間内に荷扱いが完了しない場合は、かご内操作盤に設けられている「開延長ボタン」を押すことにより、最大3分まで戸開状態を延長することができます。
(有償付加仕様)
停電時自動着床装置
停電を検知した場合に動力電源をバッテリーに切り替え、自動的にエレベーターを最寄り階まで運行して待機させます。自家発電設備のない建物において、停電時かご内に閉じ込められる不安を和らげます。
(有償付加仕様)
火災時管制運転
火災が発生したとき、エレベーターを自動的に避難階に呼び戻し待機させます。
(有償付加仕様)
さらなる安全・安心機能(保全契約対象※)
かご内直話機能
万が一、閉じ込め等が発生した場合には、かご内インターホン呼びボタンを押すことにより、電話回線を通じて管制センターの専門技術者と直接通話できます。(24時間365日対応いたします。)
遠隔故障発報監視
(1)安全装置作動 (2)閉じ込め (3)起動不能 (4)電源異常を管制センターで常時監視し、異常が発報されると、電話回線を通じてその信号を受信し、直ちに最寄りのサービス拠点より専門技術者を出動、エレベーターの復旧に努めます。 万が一の、急を要する対応(人身事故あるいは閉じ込め事故等)については、全国約300ヵ所に事業拠点を展開する(株)日立ビルシステムの緊急一次対応を受けることもできます。
- ※サイタ工業(株)と保全契約を結んでいただくことによって、サービスを有償にて追加いただけます。
標準型(600~2000kg)機能一覧
(○:基本仕様、◎:有償付加仕様)
分 類 |
仕様 | 内容 | 適 用 |
---|---|---|---|
運 転 方 式 |
ボタンスイッチコントロール |
|
○ |
コレクチブコントロール |
|
◎ | |
管 制 機 能 |
初期微動感知地震管制運転 (P・S波感知〈リスタート機能付き〉) |
地震の初期微動を感知し、かごを最寄り階に停止させます。 | ○ |
地震時管制運転 (S波感知〈リスタート機能付き〉) |
地震感知器で地震の主要動を感知し、かごを最寄り階に停止させます。 | ◎ | |
火災時管制運転 | 火報連動接点入力または火災時管制スイッチの手動操作により、かごを避難階に呼び戻し待機させます。 | ◎ | |
自家発時管制運転 | 停電時に、自家発電源の供給を受け管制運転します。 | ◎ | |
停電時自動着床装置 | 停電を検知したらバッテリーに切り替わり、かごを最寄り階に停止させます。 | ◎ | |
ピット冠水時避難運転 | ピットの冠水を感知し、かごを最寄り階に停止させます。 | ○ | |
保 護 機 能 |
ドア過負荷反転装置 | 戸の開閉時に戸に加わる外力が所定の値を超えた場合に戸が反転します。 | ○ |
かご内停電灯 (バッテリー自動充電式) |
停電時にバッテリーで停電灯を点灯します。 | ◎ | |
ネクストドライブ | エレベーターが着床した際に、乗り場戸の敷居に物などが挟まり戸が開かない場合、次の階へ行って戸を開きます。 | ○ | |
同時通話方式インターホン | 管理人室に親機1個、かご内に子機1個をそれぞれ配置し、かご内から管理人と話しができます。 | ○ | |
セーフティーシュー | 閉まりかけた戸に荷物等がはさまれたときに、これを検出し戸を開きます。 | ○ | |
マルチビームドアセンサー | 赤外線ビームで出入口のほぼ全高、全幅の範囲を検出可能で、乗り降りする荷扱者および荷物を検知すると、再び戸が開きます。 | ○ | |
省 エ ネ |
かご照明の自動休止 | 所定の時間エレベーターが利用されない場合、自動的にかご照明を消灯します。 | ○ |
そ の 他 機 能 |
着床時行先階ボタン点滅機能 | かごが目的階に近づくと、その階の行先階ボタンが点滅し、到着を事前にお知らせします。 | ○ |
ドアリオープン機能 | 乗り場ボタンを押すことにより、閉じかけた戸を再び開きます。 | ○ | |
軽故障時最寄り階着床装置 | 運転中に一時的な故障で停止した場合、安全装置が動作していない限り、最寄り階まで自動低速運転し、閉じ込め故障を低減します。 | ○ | |
過負荷検出装置 (乗り過ぎ防止警報装置) |
戸が開いているときに、かご内の荷重が所定の値を超えた場合、警報を発して戸を開いたままにします。 | ○ | |
敷居溝幅10mm | 敷居溝幅を10mmに縮小し、手押し台車等を通りやすくしました。 | ○ | |
敷居間ギャップ10mm | かごと階床との隙間を10mmに縮小し、手押し台車等がスムーズに乗り降りできるようにしました。(荷役500kgを超える場合は、一部30mmとなります) | ○ | |
荷役標準対応 | 一回の荷役は500kgまでです。(台車を含む。ただし、積載質量600kg機種は1回に300kgまでです) | ○ | |
荷役特殊対応 | 一回の荷役で積載質量の半分まで対応できます。(ただし、積載質量1500kg、2000kgの機種のみ対応いたします) | ◎ | |
荷摺り | かご内側板の床面から1150mmまでの範囲にステンレス製の保護板を配し、荷役時の接触などによる側板への傷の発生を防ぎます。 | ◎ | |
かご内防犯カメラ | かご内の状況を中央監視室などでモニターできます。かご内での犯罪やいたずらの防止に効果的です。 | ◎ | |
戸開き時間延長ボタン | [開延長]ボタンを押すと、最大3分まで戸開きを延長することができます。 (コレクチブコントロール専用) |
◎ | |
遮煙性能付きエレベーター乗り場戸 | エレベーターの乗り場と三方枠、および乗り場と敷居のすき間を気密材で密閉することで、エレベーターに遮煙性能を持たせます。(本仕様適用時、停電時自動着床装置または予備電源、および火災時管制運転が必要となります) | ◎ |