据付図・寸法表
電源設備
動力用電源200V級の場合(200~220V 50Hz,60Hz)
積載 質量 (kg) |
速度 (m/min) |
電動機 容量 (kW) |
建屋側 トランス容量 (kVA) |
建屋側 MCB容量 (A) |
接地線 最小サイズ (mm2) |
---|---|---|---|---|---|
600 | 45 | 2.8 | 4 | 30 | 2.0 |
60 | 3.7 | 5 | 40 | 3.5 | |
750 | 45 | 3.5 | 4 | 30 | 3.5 |
60 | 4.6 | 5 | 40 | 3.5 | |
1000 | 45 | 4.6 | 5 | 40 | 3.5 |
60 | 6.2 | 7 | 50 | 3.5 | |
1500 | 45 | 7.4 | 7 | 50 | 3.5 |
60 | 9.9 | 9 | 60 | 5.5 | |
2000 | 45 | 9.2 | 9 | 60 | 5.5 |
60 | 13.0 | 11 | 75 | 5.5 |
- (注)動力用電源の電源側MCBに漏電遮断器や漏電継電器を設置する場合は、「インバーター用または高周波に対して不要動作をしない製品」とご指定ください。
動力用電源400V級の場合(400~440V 50Hz,60Hz)(有償付加仕様)
積載 質量 (kg) |
速度 (m/min) |
電動機 容量 (kW) |
建屋側 トランス容量 (kVA) |
建屋側 MCB容量 (A) |
接地線 最小サイズ (mm2) |
---|---|---|---|---|---|
600 | 45 | 2.8 | 4 | 20 | 2.0 |
60 | 3.7 | 5 | 20 | 2.0 | |
750 | 45 | 3.5 | 4 | 20 | 2.0 |
60 | 4.6 | 5 | 20 | 2.0 | |
1000 | 45 | 4.6 | 5 | 20 | 2.0 |
60 | 6.2 | 7 | 30 | 2.0 | |
1500 | 45 | 7.4 | 7 | 30 | 2.0 |
60 | 9.9 | 9 | 40 | 3.5 | |
2000 | 45 | 9.2 | 9 | 40 | 3.5 |
60 | 13.0 | 11 | 50 | 3.5 |
- (注)動力用電源の電源側MCBに漏電遮断器や漏電継電器を設置する場合は、「インバーター用または高周波に対して不要動作をしない製品」とご指定ください。
電気系統図

電気設備
動力電源
エレベーターの良好な性能を維持するためには、電源設備に示す必要量を参照し、適正容量の設備をご計画ください。エレベーター制御盤受電端の電圧変動は、±10%以内としてください。2台以上のときは回路数をお知らせください。
照明用電源(AC100V,15A)
かご内の照明、インジケーターの点灯、かご上の保守作業用などに使用します。この回路は、他設備の停電に影響されないよう、できるだけ独立回路としてください。
かご内直話・遠隔故障監視用電話線の配管配線
建屋側MDFよりエレベーター制御盤近くまで、Ø25の電話線用配管配線をお願いします。
インターホン
かごと外部の緊急連絡に必要な通話設備です。エレベーター昇降路内までの配管配線(除外工事)をお願いします。
配線数は、標準インターホンの場合1台につき7本、1台増えるごとに1本追加してください。インターホン通話先(親器の取り付け位置)は、建築設計の初期に決定してください。
ピットコンセント(AC100V,10A)
ピットで保守作業を行う際に必要となります。
最下階の出入口側床下に設置してください。
その他
気象条件および電源条件
- 昇降路内の温度は5~40℃とします。
- 湿度は月平均90%以下、日平均95%以下とします。
- 電源電圧の変動は±10%以内、電圧不平衡率は5%以内に保つように電源設備を設置願います。
周囲環境
- 乗り場が外気にさらされる場合には風圧を考慮した戸の開閉力の設定が必要です。このエレベーターの基本仕様では上記の対策が施されておりませんので、別途お問い合わせください。
- 高温または高湿の場所、低温のため結氷が発生する場所、腐食性ガス・爆発性ガスが存在する場所、危険レベルの放射線が存在する場所、多量の粉じんが存在する場所にはこのエレベーターを設置できません。
工事範囲
区分 | No. | 除外工事の内容 |
---|---|---|
建 築 工 事 関 係 |
1 | コンクリート誤差が25mm以上ある場合の修正工事 |
2 | 各階出入口周り壁の穴あけ工事およびその仕上げ工事(出入口、乗り場インジケーターなど) | |
3 | 乗り場出入口の敷居取り付け用かき込みおよび敷居受け床持ち出し工事 | |
4 | 昇降路間仕切りまたは中間ビームの製作および取り付け工事(必要な場合) | |
5 | エレベーター据え付け後の出入口壁および床その他建築補修仕上げ工事、三方枠、敷居周囲のモルタル詰め等 | |
6 | ピット内防水仕上げ工事(必要に応じて排水工事も含みます。ピット床仕上げ面の水平度は1/200以下としてください) | |
7 | ピットが深い場合の埋め戻し工事 | |
8 | 通過階がある場合の昇降路救出口設置工事 | |
9 | 昇降路頂部へ吊りフックまたはトロリービームの設置工事 | |
10 | 鉄骨構造の場合の三方枠、敷居、インジケーターなどの固定用鋼材の設置工事 | |
11 | 鉄骨構造の場合のレール取り付け用ファスナー(各段)設置工事および機器揚重用ファスナー(最上段)工事 | |
設 備 工 事 関 係 |
12 | 鉄骨構造、PC構造の昇降路では、各階のレール支持用形鋼設置工事またはインサート埋め込み工事 |
13 | 昇降路と居室が隣接する場合の防音工事 | |
14 | 鉄骨構造階の出入口機器と壁間の耐火処理工事 | |
15 | 鉄骨構造階における構造材の耐火処理工事 | |
電 気 工 事 関 係 |
16 | 昇降路最下階の制御盤までの動力用電源(200~220V/400~440V)、照明電源(100V)および接地線の引き込みならびに継ぎ込み工事 |
17 | 建屋側MDFよりエレベーター制御盤近くまで、Ø25の電話線用配管配線工事 | |
18 | ピット点検用コンセント設置工事 | |
19 | 昇降路から外部設置のインターホン、監視盤ほかエレベーターに必要な配管配線工事 | |
20 | 昇降路頂部の煙感知器の設置工事 | |
21 | 昇降路内換気設備工事(設置環境により、換気装置の設置をお願いします) | |
22 | 火災時管制運転付きの場合の火災報知器接点の引き込み工事 | |
そ の 他 確 認 事 項 |
23 | エレベーター部品搬入経路の確保(必要に応じてコンクリート穴あけおよび埋め戻し工事) |
24 | エレベーター据え付け用および試運転調整用電力の供給(動力用、照明用電源ともに本設電源配管経路で引き込み) | |
25 | 据え付け工事員現場詰所および材料置場の確保 | |
26 | エレベーターを工事用に使用する場合は別途ご用命ください。 |
- 注1)昇降路内にはエレベーターに関係のない用途の配管・ダクトなどが露出しないようにしてください。
- 注2)昇降路内温度は最低+5℃、最高40℃を維持し、湿度は月平均90%、日平均95%を超えないようにしてください。
- 注3)昇降路は有毒ガスや、甚だしい塵埃などが入らないようにしてください。
- 注4)出入口が屋外に面する場合、出入口周りにひさし、水きりなどを設け、雨水が昇降路内に流れ込まないよう十分配慮願います。
- 注5)河川付近や低地等において、大雨(台風等)でピット内に冠水の恐れがある場所に設置する場合は、排水ポンプの取り付けをお願いします。
- 注6)エレベーター制御盤受動端における電源電圧の変動は、±10%以内、電圧不平衝率5%以内に保つよう電源設備を設置願います。
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